spinyhearts

迷えるわたしのライフログ

会社を2年弱で辞めて今思うこと

大学を卒業し、ある上場会社にシステムエンジニアとして入社したものの2年弱で辞めました。

今思うこと、たくさんあります。たくさんいい思いをしてきたし、たくさん散々な思いもしてきました。辞めた理由をとっても、前向きな考えも後ろ向きな考えもあります。3年は働けという言葉をいろんな人から言われ思いとどまるように忠告を受けました。しかし、その時期を待っている間にわたしは変化し続けるし世の中も変化し続けます。黙って見過ごしているわけにはいかないのです。この気持ちにうそを付いてまで会社に居続ける理由はもうないから、だから辞めたのです。

うちの会社はとてもいい会社です。福利厚生もしっかりしています。休みだって十分あります。しかし、だめな部署に配属されたらそうは思えません。現場が社会人生活のすべてといっても過言ではないのです。異動しようものなら、因縁をつけられて退職に追い込まれます。上のセクハラ、パワハラにも耐えながら部の利益のためだけに安い原価の人材として過酷な労働をさせられます。これが現実でした。

Webサービスを作っていても、ユーザーのことは誰も考えていないようでした。UIはこうしたほうがいいとか、文言はああしたほうがいいとか、そういうことを言ったとしてもコストがね、という言葉ですべて却下されます。デザインに注力したいと目標にかかげつつも、現場では誰も興味はないのです。

退職日まで配属されていたクライアントのプロジェクトは本気で世の中に殴りこみをかける意気込みでサービスを作っていました。クライアントのプロジェクトに入って作業をしていたので、クライアントの温度感が直に伝わってきました。何年目の社員かなんて関係なく、誰しもが意見を言えてサービスに反映させられる空気感に圧倒されました。開発者主体のプロジェクトの体制で開発が行われていました。これが当たり前なのかもしれませんが、こんなプロジェクトを本社では見たことがなかったためすごく感激しました。サービスはプロモーションチームとの連携も密に行なっていて、どんどん広告を出して売りだしていきました。まだまだ駆け出しのサービスですが、多くのユーザーに使ってもらっている事実は、開発者としてこんなに嬉しいことはありません。心からそう思える瞬間がありました。

会社を辞めて思うことは、社内政治に巻き込まれる若者は未来と思考を奪われる犠牲者だということ、世の中にはユーザーを本気で考えたサービスを作るプロジェクトがあるということ。会社を辞めることにひとつも悔いはありません。本当にいい経験でした。

広告を非表示にする